大分県立大分工業高等学校1年
論理回路の基礎
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使用したICT機器
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[機器]
タブレットプロジェクタ
[教師が使用したツール]
学習支援ソフト [生徒が使用したツール]
学習支援ソフト
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学校・学年
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高等学校
大分県立大分工業高等学校 1年
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教科
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工業(工業情報数理)
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授業の内容
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基本論理回路であるAND回路、OR回路、NOT回路を用いて、否定論理積回路(N A N D回路)、否定論理和回路(N O R回路)を作成する授業を行った。課題として与えられた真理値表に対応する回路を導き出すという内容である。授業は知識構成型ジグソー法を用い、1.前時の振り返り 2.課題の提示 3.プレ記述 4.エキスパート活動 5.ジグソー活動 6.クロストーク 7.まとめ 8.ポスト記入 という流れで進めた。エキスパート活動ではA.A N D回路、B.O R回路、C.N O T回路としそれぞれの資料から課題との共通点を見つけ、ジグソー活動で答えを導き出し、クロストークで発表させた。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
授業の流れやグループ活動の座席の配置、時間配分などをPower Pointで中央の電子黒板に示した。 Power Pointにタイマーを入れ、時間を意識し集中して取り組めるよう工夫した。また、進捗状況はMetaMoji ClassRoomの◯、×で把握をした。資料、ワークシート、リフレクションシートは全てMetaMoji ClassRoomにて行った。生徒主体の授業展開のため、生徒自身が資料から気づき、考えるよう生徒の既有知識を考え、教材を作り込むことに多くの時間を要した。
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実践を終えての感想
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ボリュームのある内容だったが生徒は意欲的に活動していたと感じる。グループ活動では積極的に意見交換を行なっており、タブレットの操作も問題なく使えていた。本時のねらいは生徒一人ひとりに責任を持たせ、主体的に学習に取り組むことで学びの実感を与え、学習の意欲とすることであったが、内容が多かったことで時間に追われ、考えさせる時間やグループで協議する時間が十分確保できずペースの早い授業展開になってしまったことが反省である。欲張らず学習内容のポイントを絞ることや評価基準(ルーブリック)の作成、 MetaMoji ClassRoomで生徒が書き込むスペースに罫線を引く工夫など今後改善していきたい。
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