大分県立別府支援学校中学部

自分の活動に見とおしをもち、安心して取り組むための支援

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト

学校・学年

特別支援学校
大分県立別府支援学校

教科

自立活動

指導の形態

自立活動

詳細

・体調により登校が不安定であり、週に1回、1時間~1時間半程度の登校をしている。
・関わる人間や環境の変化に敏感であり、そのストレスにより体調を崩すことがある。
・初めての人や面識の少ない人と関わることに緊張や不安を感じる。
・聴覚過敏から、学校では常時イヤマフをしている。
・視覚的な過敏さから、視覚情報が不安やストレスになることもある。(見慣れない動画)
・ストレッサーやストレスの度合いの判断が難しい

子どもの困り

・学習への意欲は持っているが、体調を崩すと学習や登校が困難にになる。
・いろいろな学習をしてみたいが、関わる教員が限定的で、学習を広げられない。
・ストレスや不安が身体症状となり、体調を崩すことになる。

解決の方策・手立て

・体調の安定、継続的な登校をするために本人のストレッサーやストレスの度合いを測る。
・学習や活動にはスケジュールやスライド等による視覚支援を行い、見とおしが持てるようにする。

実践の様子

学校に登校してきた際には、AppleWatchをつけてもらい、HeartWatchアプリで心拍数の変化を記録するようにした。心拍数の記録とともに、細かな活動ややり取りの記録を残すために「TimeStampcamera」を用いてビデオに時間を記録するようにした。心拍数の変化とビデオを合わせて検証していくと、やはりスケジュールの提示や手順表の準備、視覚支援等の支援を行うことで、活動に見とおしを持ち、安心して学習や活動に参加することができた。
いつもの自分の教室を離れ、中学部棟の教室や校内の様々な場所で学習や活動をしたり、同級生や中学部の教員、高等部の教員など、これまであまり関わることのなかった人との活動でも、落ち着いて過ごすことができた。心拍数の記録により、これまで曖昧であった本人のストレスがほんの少し見えてきたように考えている。

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