大分県立日田支援学校中学部2年

自分の意見を発表するための支援

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニター

[教師が使用したツール]
デジタルソフト
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト

学校・学年

特別支援学校
大分県立日田支援学校 2年

教科

作業学習生活単元学習

現在の状況

・人前で自分の考えを発表することが苦手。
・調べ学習で資料を集めたり、考えをまとめたりすることが苦手。
・プリントに文字を書くことが苦手で、時間がかかったり誤記入したりするため、恥ずかしい気持ちから答えの記入を躊躇する。

より便利な生活の想定

・原稿を見たり、友だちに提示したりしながら発表ができる。
・インターネットで検索した結果からヒントを得て、問題を解決することができる。
・文字を書かなくても、入力して表現する手段を得ることができる。

実践の様子

授業で自分の考えをまとめて、恥ずかしがらずに発表できるようにするために以下の点を学習の中で活用できるようにした。
〇『Keynote』で作った課題をAirDropで生徒に送付し、調べたり考えたりする内容をわかりやすく提示する。
〇提示された課題に対し、『Safari』を用いてインターネット検索を行い、画像や文章からヒントを得、必要な素材をコピー→ペーストしたり、教師が『メモ』で提示した文字を見ながら考えを入力できるようにする。
〇AirDropで送信された生徒のレポートを教師が発表順にまとめ、テレビやプロジェクターに映し出し、聞いている生徒が内容を理解しやすくする。
 作成したレポートを提示しながら発表を行うことで、友だちの前でも発表できるようになり、クラス全員に発表の機会を与えられるようになった。また、入力に慣れてくると、いろいろな機能を使って、友だちに内容を楽しく分かりやすく提示して発表しようという意欲が見られるようになった。

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