豊後大野市立緒方中学校2年

学校指定の上履きを変えてほしい~説得力のある主張で学校生活の改善を図ろう~

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニタープロジェクタ

[教師が使用したツール]
学習支援ソフト
[生徒が使用したツール]
学習支援ソフト

学校・学年

中学校
豊後大野市立緒方中学校 2年

教科

特別活動(生徒会活動)

授業の内容

本校は、ゴムスリッパを学校の上履きに指定していた。以下は、生活上の困りから問題を発見し、生徒が自発的・自主的に校則を変えた取組の過程である。
1.問題の発見…避難訓練時に上履きが脱げて躓いた生徒がいた。スリッパは最適な上履きなのか?
2.話し合い①…生徒総会で「上履きをシューズに変更してほしい」と学校に申し入れる。校長から、理由や根拠を添えて、先生方を説得できる意見に整えてくるように指導を受ける。
3.話し合い②…生徒会執行部で、発見した問題の妥当性や解決方法、全校生徒や教員との合意形成に向けて必要な材料等について話し合い、計画を立てる。
4.資料(説得材料)の収集及びプレゼンテーションの作成
5.職員会議におけるプレゼン…教員サイドは納得。さらに考えてほしい点について指摘される。
6.臨時生徒集会…問題提起と解決方法、留意事項の提案及び決議と変更に伴う要望をアンケートで調査
7.振り返り…問題を解決する取組のプロセスに対する振り返り及び更なる課題の発見

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

成果・課題
・本実践は、放課後の時間に生徒が自主的に行った。説得力のある根拠をもって意見や要望を出し、手順を踏めば、学校生活のきまりを変えることができることを実感させることができ、自治意識を高めることができた。
・国語科における「根拠を明確にして意見を書く」授業や、各教科等で行われる情報の収集・整理分析等の経験が実の場として生かされる活動となった。
・ICTを活用することで、短時間で必要な資料を収集でき、説得力のある資料を作成できることが、生徒にも教職員にも実感できた。生徒指導の3機能が生かされる場が広がった。

工夫・苦労
・今回の取組では、教職員はICTの活用を特に促してはいない。小学校からの積み重ねで端末を日常的に文房具として活用している実態から生まれた実践である。生徒には、根拠とする情報の情報源や妥当性について指導した。今後、主体的な取組が盛んになるにつれ、メディアリテラシーの指導がますます重要になると考える。

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