大分県立佐伯豊南高等学校1年
古典を活かした漢字仮名交じりの書「校歌を書く」
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使用したICT機器
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[機器]
タブレットプロジェクタ
[教師が使用したツール]
学習支援ソフト [生徒が使用したツール]
学習支援ソフト
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学校・学年
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高等学校
大分県立佐伯豊南高等学校 1年
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教科
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芸術科書道
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授業の内容
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前時までに制作した、古典を活かした表現で校歌の一節を書いた作品について相互鑑賞を行った。
紙面構成に着目し、①文字の大きさ②余白③落款の位置④イメージと表現が合っているかの4つの視点で鑑賞を行い、他者のアドバイスを受けて自身の作品制作の幅を広げる授業を行った。
その際にMetaMoji ClassRoomを活用することで互いの作品の共有や画面上で作品に書き込みを行うことができ、作品完成後は前時の作品と比較することによって自身の変容を見取ることができた。
授業のまとめ・振り返りではMetaMoji ClassRoomのモニタリング機能を活用し、作品の画像をプロジェクタで提示し発表を行った。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
【成果と課題】
タブレット端末を活用することで、鑑賞の際に使用する資料や画像データが鮮明となり、生徒に作品の臨場感が伝わりやすい。授業での活用を通して生徒はタブレットの扱いにも慣れてきた。
相互鑑賞では互いの作品の共有や画面上で作品に書き込みを行うことができ、その書き込みを参考にしながら自身の作品の改善点を明確にできたことで、紙面構成の4つの視点について工夫改善が見られた。
今後は、席が隣のペアで鑑賞するのではなく、タブレット端末の利点を活かし、教室内で同じテーマや題材で作品制作を行っている生徒同士で相互鑑賞を行うなど、更に深まる鑑賞活動に取り組んでいきたい。
【ICT活用のポイント】
書道の授業の中では手書きの良さを大切にしながら、実際には鑑賞することが難しい場所にある作品の鑑賞や作品の比較、細部を拡大して鑑賞できることなど、効果的にタブレットを使う場面を設定することを工夫した。 MetaMoji ClassRoomを授業で活用するにあたり、どの場面でどのような機能を使用すれば良いか、ICTサポーターの先生から助言をいただき、試行錯誤しながら教材を作成した。現在も、生徒の様子を見ながら適宜更新している。
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