大分県立別府支援学校中学部

自己表現活動に抵抗感をなくしていく指導

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト

学校・学年

特別支援学校
大分県立別府支援学校

教科

外国語

指導の形態

外国語

詳細

・中学校に準ずる課程でほぼ学年に応じた内容を学習している。
・理解力は高く、英語は得意だと感じているが、正しい英文・発音で言わないといけないと自分でプレッシャーをかけてしまうことがある。
・自由作文になると頭を抱え、書くことができなくなる。
・人前で発表することは苦手である。

子どもの困り

・他の教科の授業でもはじめての体験や自由に感想を言う場面では考え込んで黙り込んでしまう。
・一度考え込んでしまうと声を発するのもつらくなる。
・周りの生徒にできないことに対して何か言われることを極端に嫌がる。

解決の方策・手立て

・成功体験を増やす指導計画の工夫
・ロイロノートでスライドショーを作ることで、発表をする上での手助けになるようにする。
・発表をする上で気を付けるポイントを具体化する。
・練習を重ね、発表することに抵抗をなくす。

実践の様子

・教科書(Project1理想のロボットを発表しよう)の単元を扱い、前時でロイロノートで作った日本語でのメモを参考にスピーチ文を作成した。そしてロイロノートでスライドを作り、練習をし、クラスで発表会を行った。
・スピーチ文をもとにロイロノートでスライドを作成した。作成前に教師が例となるスライドを提示し、どのようなものを作ればいいのかイメージを持たせた結果、それをヒントとしながら、インターネットで見つけた画像を入れるなど自分なりに工夫したスライドを作ることができた。
・発表をすることに抵抗があるので、スライドを発表の助けになるようにし、授業内で帯活動としてスピーチの練習を繰り返した。
・クラスでの発表会の後、それぞれの良かったところをロイロノートのアンケートに記入させ、振り返りをさせた。自分が周りから褒められたことでとてもうれしそうであった。

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