中津市立秣小学校5年

日常を十七音で俳句づくり

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニタープロジェクタ

[教師が使用したツール]
デジタルソフト
[生徒が使用したツール]
静止画

学校・学年

小学校
中津市立秣小学校 5年

教科

国語

授業の内容

1.「学校で感じる春や思い出」を俳句に詠むことを確認
2.まず俳句を作ってからiPadで写真を撮る人と、俳句に詠めそうな場面を見つけて写真を撮ってから、俳句を作る人に分かれて活動
3.写真と俳句とを照らし合わせながら、写真を撮り直したり、俳句を作り直したり推敲を重ねる(本時)
4.参観日にkeynoteのスライドに合わせて俳句と解説を発表

1.まず個別の進捗状況を把握
2.いい写真が撮れてない児童が複数いるので撮影のポイントをアドバイスした後にグループで撮影に出かけるよう指示
3.俳句の言葉をうまく組み立てられない児童に個別にアドバイスしたり、イメージが絞れない児童に他の児童の写真や俳句を紹介したりする。俳句の題材によっては、動画をうまく活用するように促す。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

言葉で表したい情景を、iPadで撮影した写真で確認したり、さらにイメージを広げたり絞ったりすることで明確にし、適切な言葉で表現できるようになること。
ある程度機器の操作や俳句のイメージを明確に持てている児童に、早めに機器を扱わせ、なるべく子ども同士で解決していけるよう促したこと。

実践を終えての感想

言葉と映像を駆使してイメージを表す過程において、繰り返し撮影し変更できたりすぐに撮影したものが確認できたりする点が、活動の意欲の持続につながった。また、本来のねらいである「十七音のことばにこだわる」動機と時間が確保できたこと。
児童は、スマートフォンなどで操作に慣れている割合は非常に高いと感じる。やはり教師の仕事は、教科の内容としっかりつなぎ、効果的な活用で本来の教科のねらいに子どもが自ら迫っていけるようにすることだと改めて思った。

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