中津市立今津小学校6年

資料の調べ方

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニタープロジェクタ

[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

小学校
中津市立今津小学校 6年

教科

算数

授業の内容

(算数)「資料の調べ方」
1.既習事項の復習(平均や棒グラフ)
2.ソフトボール投げの資料から、記録を数直線に表したり、散らばりを調べる。
3.数直線の図をもとにして、度数分布表に表す。
4.度数分布表をもとに柱状グラフをかく。
5.度数分布表や柱状グラフから、散らばりの特徴を読み取る二つの柱状グラフの違いについて考える。
6.区間の区切りを変えて、度数分布表や柱状グラフをかく。区間の区切りの異なるグラフを見て、その違いを読み取る。
7.本時
8.まとめ
(社会)「みんなの願いと政治の働き」
〇これからの税金問題→「少子高齢化問題」課題「中津市は少子高齢化社会になっているのかな?」

1.中津市の人口ピラミッド(2015年度)を提示し、これまで学習してきた柱状グラフとの違いを発表させる。
2.中津市の人口ピラミッド(2015年)を見て、気づいたことや分かったことをノートに書き、発表する。
3.中津市の人口ピラミッド(1980年)を見て、気づいたことや分かったことを発表する。
4.2つのグラフを比べて中津の人口について気づいたことや分かったことを発表させる。『中津の人口はどのように変化しているのかな?』
5.本時のまとめをし、今日の学習を振り返る。『人口ピラミッドのように工夫されたグラフがある。中津市は少子高齢化社会となっている。』

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

①中津市の人口ピラミッドをスライドで提示することで、課題を自分のものとして引き受け、自分の考えをもち自己決定することができる。
②2015年と1980年の人口ピラミッドをTwinViewer(2画面比較アプリ)で比べてみたりスライドで重ねてみたりすることで、中津市の人口の変化を読み取ることができる。
③中津市の人口ピラミッド「予想される人口の変化1980年~2040年」をネットで検索、提示することで、中津市も少子高齢化の傾向があることを理解できる。

・スライドで、2015年の資料と1980年の資料をわかりやすいように重ねて見せる教材を作るのが難しく、いろいろな先生に聞きながら作った。

実践を終えての感想

・スライドで重ねて提示し、比べることで、視覚的に違いがわかった。特に資料の読み取りが難しい児童にも違いがわかりやすく、自分の考えを表現をすることができた。
課題
・TwinViewerは縦では画面が大きく比べられるが、横にすると画面が小さくなるので見づらかった。
・タブレットの画面に矢印や線をつけることが難しく、画面に映してホワイトボード用のマーカーで書いて説明した。
ICTを使うとこは苦手であったが、実際に授業で使ってみるととても便利で、児童にとっても教師にとっても分かりやすい。これからは、ICT機器を使って、教材や児童の考えを短時間に可視化しながらお互いの考えを深め、表現できるように授業改善をしていきたい。

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