大分県立大分舞鶴高等学校1年

Lesson5 Chocolate: A Story of Dark and Light

使用したICT機器

[機器]
タブレットプロジェクタ

[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

高等学校
大分県立大分舞鶴高等学校 1年

教科

コミュニケーション英語I

授業の内容

Lesson5のメインテーマである、チョコレートの光と影について理解し、自分の言葉でまとめ、さらにチョコレートを活用した社会貢献についての自分の考えを加え、プレゼンテーションをすることが本授業の主な活動である。
iPadでやMetaMoji ClassRoomを使い、PPTを作成し、発表を行った。40人クラスを1班5人の8班に分け、班内で1人ずつ発表を行った。まずは事前練習として自身の発話をMetaMoji上で録音し、自身の英語の最終チェックを行った。発表においては、1人の発表に対し、1人がiPadを使用して動画撮影を行い、1人がコメントを述べ、内容に関する質問を即興で英語で行うことを義務付けた。毎回の発表に対して一人一人が評価シートを用いて評価を行い、その場でフィードバックをした。全体が終了後、自分の発表を動画で振り返り、授業全体における自己評価をMicrosoft Formsを活用して行った。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

家庭での音読を中心とした学習習慣をつけるため、貸与のiPadを用いてベストテイク(自らが練習を重ね、最もよくできたと思う音読の動画)の提出を各パートで行った。家庭での授業内容の復習のための学習習慣がある程度定着し、1人1人の音読を個別に添削していくことで、英語の発音やイントネーションなどの改善を図ることができ、生徒の自信をもって英語を話そうとする姿勢につながった。
 MetaMoji ClassRoomの使用は、生徒も教員もまだ使い慣れていない部分が多くあり、授業内での転換場面でうまく操作できないことが多かった。活用事例等を参考にし、活用方法を今後も模索し続けることが必要だと感じている。

実践を終えての感想

本課は4パートで構成されており、本授業に至るまでのすべてのパートでリテリング活動を行ってきた。教科書本文中で使用されている語彙や表現を活用することはもちろん、自身の英語で表現しようとする姿勢が多方面で見られるようになってきた。準備したスライドも、写真や画像、さらには自ら描いた絵を用いたり、簡潔なキーワードを添えることで非常にわかりやすいものを準備していた。自身の発言を聞き手により具体的に伝わるようにする工夫を試みている姿を見ることができた。
 一方で、評価においては今後の課題が見られた。発表に対する質問を敢えて班員で考えさせたり、評価シートに記述回答の項目を盛り込むなどし、聴衆の聞く必然性を強めるとよかった。また、評価基準をより明確にすることで、発表者へのより具体的なフィードバックができるようにし、今後の発表へつなげることができると考えられる。

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