大分県立大分支援学校小学部5年
基礎体力や筋力、体幹を強くするための指導
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使用したICT機器
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[機器]
タブレットカメラ
[教師が使用したツール]
デジタルソフト [生徒が使用したツール]
デジタルソフト
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立大分支援学校 5年
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教科
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保健体育
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障がいの状況
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・知的障がいと肢体不自由を併せ有している。
・階段や段差、慣れていない場所でつまづきやすいため、それらの場所を通る場合には、補助を必要とする。
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子どもを取り巻く状況
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・学年の生徒が24名在籍する大きな集団である。
・普段の体育の授業だけでなく、朝体育の時間(10分程度)に各教室でダンスやストレッチ等、運動を行っている。
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子どもの困り(本人の困り)
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・体育や身体を動かす活動は意欲的に取り組むが、基本的な体力や筋力、体幹が弱く、すぐに疲れたり、ふらつくことがある。
・自分ができないことや初めてのことがあると、その場に固まり、動かなくなることがある。
・視力があまりよくない。
・イラストから動作をイメージすることが苦手であり、また、ボディーイメージが未発達である。
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解決の方策・手立て
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・予め、教師が「CupCut」アプリを使用して、「YouTube」アプリや「カメラ」アプリの動画機能、を用いてや朝体育用の動画を作成する。
・動画の再生スピードを落とし、児童が真似しやすいようにする。
・本児にiPadを操作させ、動画を再生させる。
・2学期後半にこれまでの動画を見比べ、姿勢が維持できる時間が伸びたことがわかるように秒数を表示し、体幹や筋力がついていることを意識させる。
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実践の様子
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1学期から継続して上記の指導として「Youtube」アプリを用いて教師用の端末をTVに接続して、体幹トレーニングを実践していた。始めは動画の再生スピードが早く、本人がついてこれなかった。また、本人の困りに記載しているように、イラストを見せ、教師が手本を示しても、イラストから動作をイメージすることが難しく「できない」といい、固まる様子が見られた。
そこで、教師が解決の方策・手立てに記載しているように、「CupCut」アプリで作成した動画を準備した。動画は始めから速度を落とした状態で流れるようにしたことで、身体をどのように動かせば良いかをわかりやすく工夫した。また、定期的にトレーニング中の様子を教師が撮影し、撮影した動画を見せることで、本人と手本の動画を見比べられるようにした。
2学期には④の通り、本児に体幹トレーニングに対する興味を持たせるため、iPadを操作させ、体幹トレーニング動画を再生させるようにした。今まで以上に積極的に体幹トレーニングに取り組むようになった。
また、2学期後半にこれまでのトレーニング動画を見比べる活動を行い、変わったところを聞くと、「膝立ちができた」や「ふらふらしなくなった」と本児からの発言があるように、1学期より比べると、体幹がしっかりとし、トレーニング中にふらつくことが少なくなった。
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