大分県立中津支援学校高等部3年
主体的かつ安全に作業に取り組めるための指導
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使用したICT機器
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[機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立中津支援学校 3年
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教科
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作業学習
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詳細
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・使用する道具や材料が多く手順も複雑になるため、内容の理解が十分定着しにくい。
・複数の生徒が異なった作業工程に同時に取り組むため、生徒のペースに合わせた適切な指導が難しい。
・電動工具や刃物を使った作業工程では、安全面に不安を抱えての作業になることがある。
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子どもの困り
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・作業工程によっては紙に印刷された手順表を確認しながらとなり、理解が十分できないために主体的に取り組むことが難しい。
・道具の正しい使い方や注意する点を常に意識することが難しく、安全面に不安を抱えての作業になることがある。
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解決の方策・手立て
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・いつでも手に取れる場所にiPadを設置し、生徒自らが操作することで、作業工程の詳細を理解できるようにした。
・必要に応じて正しい作業の様子を動画で確認することで、自身の作業を振り返り改善点や注意点に気づけるようにした。
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実践の様子
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【作業学習(木工)】
・作業中は常に生徒が自由に手に取れる場所にiPadを設置することで、生徒が初めての作業工程に取り組む場合や、作業の手順の理解が十分でない場合に活用できた。
・作業で使用する道具や材料を生徒が自ら準備することができ、作業への取り組みがスムーズに行えるようになった。
・正しい動作の動画を繰り返し確認することで、安全面に配慮しながら作業を行うことができていた。
・慣れていない作業や苦手な作業に取り組む前に、生徒が自らiPadを手にしながら操作することができた。手を置く位置や足の位置を動画を何度も確認しながら正しい姿勢で作業しようとする場面が見られた。
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