大分県立別府支援学校鶴見校高等部1年2年3年
他者との関わりや自分の役割を感じられる合同授業の工夫~重度重複障がい児の教科学習の充実に繋がるICT活用~
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使用したICT機器
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[機器]
PCタブレット
[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ [生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立別府支援学校鶴見校 1年 2年 3年
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教科
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日常生活の指導(朝の会)
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障がいの状況
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・知的、肢体不自由等の障がいを併せ持つ。
・医療的ケアが必要な生徒も複数名在籍する。
・日常生活面では全介助を要する。
・発語がない生徒が多く、意思の表出は表情の変化や簡単な手指操作に限定される。
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子どもを取り巻く状況
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・体調面や生活リズムにより、全員が同じ場所で学習することが難しい。
・卒業後も入所施設で集団生活を送ることが想定される。
・学部目標では、基本的生活習慣の確立や社会性の育成が示されている。
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子どもの困り(本人の困り)
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・肢体不自由により、微細な手指操作が難しい。
・肢体不自由や斜視等の身体の状態により、外界の認知や環境の把握に支援が必要である。
・意思の表出が微細である。
・対教師の関わりが多くなりがちであるため、友だち同士の学び合いは場面設定等の工夫が必要である。
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解決の方策・手立て
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・個々の実態に応じたAAC機器を用いる。
・わかりやすく情報を共有できるように、視覚支援に音声を対提示する。
・係活動における双方向の関わりを通して、集団での役割や人との関わり等の社会性を育む。
※教科の視点(社会科・国語科)で課題を整理してICTを活用
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