佐伯市立佐伯東小学校2年
跳び箱遊び、とびばこあそびをしよう!
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使用したICT機器
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[機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
学習支援ソフト [生徒が使用したツール]
学習支援ソフト録画装置
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学校・学年
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小学校
佐伯市立佐伯東小学校 2年
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教科
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体育
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授業の内容
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跳び箱を使っていろいろな運動遊びにチャレンジすることを目標に活動した。多様な運動遊びができるように、運動遊びに応じて、跳び箱の高さや組み合わせ方を変えた。また、着地が怖くないように柔らかいマットを準備することで、高さへの抵抗感をなくし、運動遊びが苦手な子どもでも、楽しく跳び箱に関われるよう場を工夫した。子どもたちが運動遊びをする中で、友達のよい動きに気づき、自分の動きに取り入れながら、工夫して運動遊びに取り組めるようにICT機器を活用した。授業では、運動遊びのポイントを一度に多く指導しがちになってしまうので、「動きの宝箱」で、この時間に気をつけることを絞って評価した。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
成果・課題
子どもたちが動きを映像で客観的に見ることは、友達の良い動きに気づいたり、自分の動きに対する課題を認知したりするのに非常に有効だった。初めは個人でしていた「跳び箱遊び」も、映像を通して友達と関わり合うことで、肯定的なアドバイスや声かけにつながった。また、最初は「NHK for School」や「YouTube」などをお手本としたが、徐々に子どもの実際の姿を用いるようにした。自分の動きがお手本として映像に残ることで、子どもがより意欲的に運動遊びに取り組む姿が見られた。
これからの実践でも、子どもたちが意欲的に運動を楽しめるように場や教材の工夫に取り組んでいきたい。体育館にネット環境がなく実践できていないが、子どもの振り返りを記録することで授業では見取れなかった考えや気づきなど評価できるようにしていきたい。
工夫・苦労
•跳び箱遊びの紹介(ロイロノートを使ったシンキングツール)
跳び箱遊びの種類を難易度別にピラミッド図に配置し、「みんなの体育」の挿絵や映像で紹介した。自分がどの運動レベルにいるのかを認知し、より難しい遊びにもチャレンジしてほしいと考えた。難易度も子どもの実態を見ながら変えるようにした。カードの作成には時間がかかるが、ネット環境さえあれば、何度でも技を見返すことができるため、効率よく活動できる。
•動きの宝箱(ロイロノートを使ったシンキングツール)
子どもが気づいたことや、映像を見て取り入れてほしいポイントを記録する。Yチャートにポイント別に分けていることで、課題に応じて見返しやすい。
•カメラ
子どもの様子を撮影し、動画で振り返る。子どもが撮影するので、何を写せばよいのか写すポイントを NHK for Schoolで確認した。また、安全面に配慮し、子ども同士が接触しないように十分なスペースを確保した。
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