佐伯市立鶴岡小学校6年

土地のつくりと変化

使用したICT機器

[機器]
PCタブレットモニタープロジェクタ

[教師が使用したツール]
デジタルソフト
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト

学校・学年

小学校
佐伯市立鶴岡小学校 6年

教科

理科

授業の内容

1学期からプレゼンテーションソフトで学習内容を投影し、自作学習プリントに沿って、めあてと振り返りのある授業を展開した。また、表現力の向上、共感的な人間関係を築くため、班学習の中にロイロノートを使い、仮説やまとめ、振り返りを班内で交流し班の意見として発表、学級全体で交流という流れを作った。
ICTを使って地層の例を確認し、なぜ、あの模様ができているか仮説を立て検証する授業。校区内の地層から採取したサンプルを、実際にたたいて質感を確認し、結果を発表・交流。デジタル教材(ICT機器による写真提示)とアナログ教材(実際のサンプルを実験により確認する)を並行して使うことで実感を伴った深い理解につなげた。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

・画面とノートの一体化で学習の内容と流れを把握しやすくする。
・視覚情報を分類ごとに見ることでイメージを持ちやすくする。
・児童の考えを交流し発表する時に、理解しやすく時間短縮を図る。

画像データは入手が簡単だが、実物を採取する場所の捜索・収集には時間がかかった。

実践を終えての感想

児童は自分の手元にあるサンプルを触ることで、教科書や授業プレゼンにある学習内容、写真などをより深く理解できたと思う。
準備段階での労力が大きいので、一人ではなく学年部や学校職員の共同作業として取り組むと継続発展につながると思った。
はじめは資料学習のみで、次時に観察に出かけようと考えていた。しかし、机上の理論だけでなく、そこに実感を伴う仕掛けがあった方が良いのでは?と考えてこの授業にした。結果として児童は非常に意欲的に取組み予想以上の成果が上がったと考える。

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