豊後高田市立桂陽小学校1年

のこりはいくつ ちがいはいくつ

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニター

[教師が使用したツール]
学習支援ソフト
[生徒が使用したツール]
学習支援ソフト

学校・学年

小学校
豊後高田市立桂陽小学校 1年

教科

算数

授業の内容

加法の学習では、タブレットを活用したフラッシュカード作りを行い、よりたくさんのカードを作り、友だちと楽しもうとする姿がみられた。そして、数の仕組みをよく理解し、スムーズにたし算をすることができた。減法の学習でも、タブレットを活用することでより意欲的に学習に取り組めるはずと実践を始めた。加法の学習と同じように、ブロック操作を重視して指導し、具体的な場面を表す操作活動を通して、どれも減法であることを捉えさせた。そして、ブロック活動と図や言葉を対応させることで、式に表すことへと結び付けていった。本時においては、ロイロノートの機能を活用して、クラゲチャートで思考を深めた後、フラッシュカードを作成した。クラゲチャートを挟むことで、ある1つの答えになる式の、式同士に着目して関係性に気付き、他の答えになる式へと考えを拡張・発展させることで数学的な見方・考え方を働かせることができた。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

・紙を使用してフラッシュカードを作成することも可能であるが、子どもたちのやる気を引き出すために、ロイロノートを活用してフラッシュカードを作成した。ロイロノートを使うことで、大幅に少ない時間で大量に複製することができた。また、友だちに作ったフラッシュカードを送ることで、容易に共有が可能で、児童の意欲向上にもつながった。
・ロイロノートの思考ツール「クラゲチャート」を利用することで、ある答えになる式は1つではなく多数あることを捉えやすくなった。(ロイロノート付属の思考ツール)は、ほかにもたくさんあり、いろいろな場面で活用しやすくなっている。

実践を終えての感想

○成果と課題
 活動的な学習を多く取り入れることで、子どもたちの学習意欲の高まりを実感した。また、自分のフラッシュカードで計算をするだけでなく、他の児童のフラッシュカードを使って計算をすることができた。授業の流れを見たときに「まとめ」以降の活動が切り離されていた点が挙げられる。
○児童生徒の変化
 ICTを活用した授業をすることを通して、それ以降の算数に対して意欲的に取り組むようになった。一時的な意欲向上だけでなく、その教科を好きになるきっかけになった。
○今後チャレンジしたいこと
 ICTを活用した指導が効果的な分野と、従来のノート指導が効果的な分野があることを感じる。ICTを活用することが効果的な分野を見極め、積極的に活用する力を身につけていきたい。

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