豊後高田市立高田小学校6年

比とその利用

使用したICT機器

[機器]
PCタブレット書画カメラモニタープロジェクタ

[教師が使用したツール]
デジタルソフト静止画
[生徒が使用したツール]

学校・学年

小学校
豊後高田市立高田小学校 6年

教科

算数

授業の内容

40cm,120cmの棒を切り出し、それぞれを休み時間に撮影しておく。その際に、影の長さ50cm,150cmになる時を事前にチェックし、撮影した。
二つの写真を提示しながらそれぞれが40:50、120:150になることを示した。そして、二つの写真を並列して提示すると、同じようにみえることから、40:50と120:150は同じではないかと気づかせた。そこで、本時の課題を「どうすれば同じ比と言えるだろう」と示し、自分の考えをノートに書かせた。その後、iPadのカメラ機能を使い、プロジェクターで拡大表示させ、一人一人に発表させた。そして、等しい比の意味や、等しい比の性質を考えることができた。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

身近な素材を拡大表示することで、児童の興味関心を強く持たせることができた。
二つの画像が等しいように見えるように工夫した。影の長さがぴったりになるように時間と天気の調整をすることが苦労した。

実践を終えての感想

iPadで二つの映像を横に比べたり、ピンチアウトしたりすることで、棒と影の比が同じになることを視覚的に捉えさせることができた。
iPadを使うことでとても興味関心を持てたし、とてもわかりやすかったと参観の先生から言われたが、子どもたちのノートに他の子の考えをまとめていないと指摘された。しかし、ICTを使うときはノートに書くことが目的ではないと思うので、これまでの授業の認識を変えていく必要がある。ノート指導とICTの活用のバランスを研究する必要がある。
iPadを使うことで子どもたちはとても興味関心をもって授業に取り組むことができている。

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