大分県立佐伯豊南高等学校1年
第2章機械に働く力と仕事 第2節 機械の運動 1-2加速度
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使用したICT機器
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[機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ [生徒が使用したツール]
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学校・学年
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高等学校
大分県立佐伯豊南高等学校 1年
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教科
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機械設計
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授業の内容
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本時にあたり、物体の加速度運動についての概要や基礎的な計算等を行ってきた。今回は加速度運動のまとめとして、身近な機械から得られた加速度グラフを分析しながら、そのデータが何から得られたものか推察する内容を行った。データの収集には「phyphox」というアプリを使用した。身近な機械として、城島高原パークの「ニュートン」を選定し、実測値を得るためにパソコンを持込み試乗した。「ニュートン」を選んだ理由は、自由落下の重力加速度9.8m/s2の値が読み取れるデータが得られる点と、真下に落ちるだけなのでX軸とY軸の動きがなく、データ上物体の動きを想像しやすいと考えたからである。データについては、時系列は同じで、X軸、Y軸、Z軸に分けたものを生徒に提示した。分析は4名のグループで行い、ワークシートにグラフの特徴や推測できることなどを書き込みながら考えさせた。グループのメンバーは特に配慮しておらず、席の近い者と組むことにした。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
今回使用したアプリは、様々な物体の動きをグラフに可視化して表すことができ、授業展開について多くのパターンを想像することができた(無料ソフト)。グラフはスクリーンショットしたものをプリントに載せたが、エクセルデータでも取り出すことができるため、より適切なグラフを生徒に示すことも可能である。
今回の授業では、ワークシートを紙で配布したが、MetaMoji ClassRoomを使用して、より効率よく授業展開をすることも可能だと考える。班ごとに発表をさせるときに、紙では見やすく映し出すことにも限界がある。MetaMojiは書き込みこそ若干苦労はするが、スクリーンに映し出すととても見やすく、ズーム等も可能である。生徒もタブレットにはかなり慣れているので、より効果的に活用したい。
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実践を終えての感想
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本時の内容を説明し、グループ活動に移ると、生徒はグラフを見ながら積極的に話し合いを始めた。他の班より早く正解を出したいという競争意欲もあったかもしれないが、全員が意欲をもって取り組んでいたように見えた。議論が進まないグループには机間指導をしながら個別に助言を行った。様子を見ながら段階的に3つのヒントを提供した。ヒントを提供する毎に、生徒たちは自分のグループの意見を振り返り考えることができた。ただ、授業で題材にした「ニュートン」を知らない生徒もいるため、データからイメージを持てなかったために正解にたどり着かなかったグループがあった点が反省である。次回からは、生活の中にあるデータ収集をするなどし、今後は生徒が考えをより深めることのできる身近な例・実物をもとに、教科内容につなげて授業展開をしていきたいと考える。
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