円の面積

本時の目標を「面積を求めた式を読み取り、その考え方を式と図を結び付けて説明できる」とした。まずは本時で面積を求める図形を示し、この中にどんな図形が見えるかを考えた。その後、この図形の色をつけた部分の面積を求めることをおさえ、まずは個人で考える時間をとった。次に、3つの式が記されたカードをヒントカードとして提示した。そして、本時の課題を「式から面積の求め方を考えて、友だちに説明できる」こととした。ワークシートを配布して、図形のどの部分に着目しているかをチェックして、式を見ながら説明できるように準備をさせた。その際、チェックした図形を「カメラ」で撮影させておいた。発表するときは、「ミラーリング」機能を使ってタブレット画面を大きいスクリーンに映し出した。さらに、注目させたいポイントは拡大して見せたり、「マークアップ」機能でチェックさせたりした。さらに、発表するときに、タブレット操作をする人と前で説明をする人に分かれ、多くの子どもに役割を与えた。

・「図形」と「式」をマッチングさせることで、児童の思考の流れをわかりやすくすること。
・考えを全体共有する際に、スムーズに、かつ分かりやすくすること。
・児童の意欲アップ。
・グループに分かれた時に全員でしっかり学び合えるように、グループ活動を円滑に進めるファシリテーター的な役割ができる児童が、どのグループにもいるようにした。

・児童が意欲的に学習に参加していた。
・児童が以前よりもタブレット操作に慣れた。
・各グループで、それぞれが自分にできることに精一杯取り組んでいた。