大分県立津久見高等学校1年
精算表の作成
-
使用したICT機器
-
[機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
デジタルソフト [生徒が使用したツール]
デジタルソフト
-
学校・学年
-
高等学校
大分県立津久見高等学校 1年
-
教科
-
簿記商業
-
授業の内容
-
<何ができるようになるのか>
精算表の作成方法を理解し、取引を記録することの意義、精算表及び諸帳簿の作成目的について自らの考えをもつとともに、適正な取引の記録と記録の効果的な活用についての意識を持つことができるようになる。
<何を学ぶのか>
① 精算表の作成方法について学ぶ。
② これまでに学習した帳簿との関連性、諸帳簿の作成目的、作成順序について学ぶ。
<どのように学ぶのか>
① 精算表の作成方法を、問題演習を通して実践的に学ぶ
② 諸帳簿の作成目的、作成順序について、ジグソー活動で知識を共有し、レポート形式でグループごとに内容をまとめる。
<授業の手法・進め方>
①ジグソー活動によって意見を集約して、これまで学習した帳簿の作成手順、作成目的をレポート形式でまとめる。
②MetaMoji Classroom(ファイル作成)でグループを設定し、グループで1つのレポートを作成することを確認させる。
③授業プリント(MetaMoji Classroom)をもとに、授業レポートを作成する。
④他のグループのレポートを見て、良い点や自分の班と違う点を探して、プリントにまとめる。
⑤自分の活動姿勢や理解した内容について振り返りを行う。
⑥次回以降の授業内容と今後の課題方針について確認する。
-
ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
①MetaMoji Classroomで事前にファイルを共有したが、単元の内容が初学部分であったため教員のアドバイスや補足などが必要な場面が多く出てきた。この場合、どこまで生徒の活動に関与してよいのか迷った。
②グループ学習に対する時間の配当が難しい。特に、思考を深める場面においては時間を要することが多いため、50分の授業での配分に苦労する。
-
実践を終えての感想
-
<成果>生徒相互の協力体制ができた。帳簿記入の手順が確認できたため、次の単元である帳簿についても、取引と帳簿のつながりを確認しながら記入する姿勢がみられた。
<課題>MetaMoji Classroomを使用したことで、生徒が作成する成果物(ファイル)については確認できるが、生徒の思考過程(どのように考え、どのような意見が出たなど)については確認できないことがある。
コメント