大分県立大分支援学校小学部

語彙力を増やし、はっきり発音できるようになるための指導

使用したICT機器

[機器]

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]

学校・学年

特別支援学校
大分県立大分支援学校

教科

自立活動

指導の形態

自立活動

障がいの状況

発音がはっきりせず、聞き取れないことが多い。また、発語も2語文程度のため、こちらから聞き出さないと話が続かない

子どもを取り巻く状況

これまでICT機器を使用して学習した経験はほとんどない.

子どもの困り(本人の困り)

発音がはっきりせず、声も小さいため、伝えたいことが伝わらないことがある。伝わらないときはジェスチャーや指差しなどで示すことがある。

解決の方策・手立て

発音練習をして、他者にはっきり伝わるように練習する。
語彙力を増やす。

実践の様子

ひらがなはすべて読めるため、絵カードを見ながら単語を1文字ずつ確認しながら、「ひらがなボード」に打ち込んでいった。その後、打ち込んだ単語をiPadに発声させて読み方を確認した後、教師と発音練習を一文字ずつ丁寧に行った。
発音練習をする際は、大きな声を意識して出せるように、近くにiPadのアプリの「騒音測定器」を置き、大きな声を出せたら(70デシベル以上)iPadのメーターの色が赤になることを知らせた。その結果、発音練習では大きな声を意識して出そうとする姿が見られ、ほぼすべての単語で「騒音測定器」のメーターが赤くなり、大きな声を出すことができた。
また、朝の会・帰りの会の司会でも「騒音測定器」を用いたところ、70デジベル以上の大きな声を出す姿が見られた。

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