大分県立宇佐支援学校高等部1年
1日の流れを確認し、見通しを持って活動に取り組むための支援
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使用したICT機器
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[機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立宇佐支援学校 1年
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教科
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登校時
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現在の状況
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・活動に見通しを持つことが難しい。
・見通しを持つことができないと不安になり、パニックになる。
・視覚的な支援や教師の誘導があれば正しく行動できることが多い。
・教室に掲示しているホワイトボード等では、一人一人の個別の活動が意識しにくい。
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より便利な生活の想定
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・個別の端末でイラストや写真等の視覚的支援により、手元で1日の流れが把握できる。
・スライドにまとめた時間・場所・活動内容のイラストや文字を見ることで、1日の生活で見通しを持って活動に取り組むことができる。
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実践の様子
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【流れ】
①登校後、朝の準備を終えたのちに、1日の日程を「Keynote」で教師と確認する。
②1日の流れを教師と一緒に確認した後に、1時間ずつ場所と活動内容を見直す。
③iPad「Keynote」の画面を見ながら、教師の声に合わせて1日の日程を復唱する。
「Keynote」で確認することで、一日の活動が写真やイラストで視覚的にわかりやすくなり、生徒の顔や行動から不安が軽減され、見通しを持ちやすくなったと感じる。そのことで、より多くの授業や活動に不安定にならずに参加することができるようになった。文字だけでなく、イラストや写真を活用することで視覚的に流れを把握することができる。
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