大分県立大分支援学校小学部4年

身の回りの事物と言葉を一致させ、語彙を増やすための指導

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]

学校・学年

特別支援学校
大分県立大分支援学校 4年

教科

国語

詳細

・発語はないが、自分の思いや要求を表情や身振りで伝えようとする。
・提示されたイラストと同じイラストを選ぶことはできるが、事物と言葉が結びついていない物が多い。
・学習への意欲は周りの状況に左右されることが多く、離席をしたり、注目行動をとったりする。
・活動への見通しがもてると、課題を終えるまで取り組むことができる。

子どもの困り

・相手に自分の思いや要求を伝えることが難しい。
・身の回りの物への興味関心が限られており、知っている語彙が少ない。
・課題のねらいがわからない。

解決の方策・手立て

・イラストのマッチングを行ったあとに、言葉を聞いてイラストを選ぶ活動を行い、語彙を増やしていく。
・主体的に取り組むことができるように、即時フィードバックで正誤を判断できるようにする。

実践の様子

・教師が言った言葉と同じ動物のイラストを選ぶことを目標に取り組んだ。

【5~6月】
・4問中1問程度の正解率であった。
・自分でiPadを操作をして、好きなことをしようとする姿があった。

【7月】
・繰り返し取り組むことによって、徐々に正解数が増え、4問中3問以上正解することが多くなった。
・リンク機能を使い、即時フィードバックすることによって、自分で正誤を判断することができた。正解した時には、手を挙げて喜ぶ姿が見られ、活動の意欲に繋がった。

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