大分県立新生支援学校高等部1年
コミュニケーションの指導
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使用したICT機器
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[機器]
[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立新生支援学校 1年
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教科
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自立活動
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障がいの状況
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・構音障がいから発語でのコミュニケーションは難しい。
・50音表を使い、単語で会話をすることができる。
・タブレット端末の読み上げアプリで思いを伝えることができる。
・日常生活で必要とされる言語を理解しており、複数の指示にも対応できる。
・細かい動きが苦手なことから書くことに時間がかかる、また、読みにくい文字になる。
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子どもを取り巻く状況
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・家庭では50音表を使い会話が成立しているが、iPhoneの様々なアプリを試し、より円滑なコミュニケーションにむけて取り組みたいという思いがある。(保護者)
・自分のことは自分で、できないことはお願いできるようになってほしい(保護者)。
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子どもの困り(本人の困り)
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・友だちや教師に自分から関わりたいが、50音表では誘いづらい。
・50音表で相手に読んでもらうより自分で発したい。
・一人でいる時に困った時に助けを求めることができないため、支援者と一緒に行動することとがほとんど。もっと一人で行動したい思いがある。
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解決の方策・手立て
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・普段からよく使用する言葉(号令や挨拶、お願い事等)をDropTalkに登録し再生する。
・項目、リンクの設定
・咄嗟の会話、発表については読み上げアプリやメモ帳アプリに入力し再生する。
・iPhoneを使用することで携帯性を向上。
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実践の様子
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【DropTalk】
『挨拶』『授業』『依頼』『教職員』をメインとし、必要な項目をリンク付け。学校生活全般で使用できるようにした。「挨拶が伝わる、号令ができる、自分からお願いしお礼が言える。」ことができ、友だちや教職員から「伝わってるよ!」と称賛されることで意欲が高まり、自分から関わる意欲が高まった。
【読み上げ(ゆっくり棒読みトーク)、メモ帳】
咄嗟の会話(日常会話、授業の発表)で使用。入力に時間がかかるものの、自分の思いを伝えることで会話が成立し、友だちや教職員とのコミュニケーションを楽しむ姿が見られた。
2つのアプリを使用することで、教師との会話の中で本人の言いたいことが伝わらなかった1日平均回数が減少(4月…10.8回 → 7月…4.1回。※①会話の相手が理解できなかった回数。②教師から「〇〇ってこと?」など聞き返された回数をカウント)。
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