大分県立佐伯支援学校小学部2年

「身体の動かし方や力の入れ方が分かり、体幹を鍛えるための指導」

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト

学校・学年

特別支援学校
大分県立佐伯支援学校 2年

教科

自立活動

障がいの状況

・ひらがなカタカナの読み書きができ、会話でもコミュニケーションを取ることができる。
・簡単な指示を理解することができる。
・運動能力が高く、身体を動かすことが得意。
・じっとしていることが苦手で、衝動性が高い。

子どもを取り巻く状況

・体育等の授業では、動的な運動をすることは多いが、静的な運動をする機会は少なめ。
・落ち着きを持って行動してほしい(保護者)

子どもの困り(本人の困り)

・椅子に座っているとき、ついフラフラしてしまい、そのままバランスを崩して転んでしまうときがある。
・姿勢が悪くて注意され、それに腹を立てて事態が悪化してしまう。

解決の方策・手立て

・姿勢の保持ができるような言葉かけをする。
・体幹を鍛え、自然と姿勢の保持ができるようにする。
・注意されるより、褒められる成功体験を多く経験する。

実践の様子

自立活動の中で、体幹トレーニングの一環としてプランク(うつ伏せ状態で腰を浮かせて姿勢を保持する運動)に取り組んだ。その中で、対象児童が楽しみながら意欲的に取り組むことができるように、バランスボードとiPadのアプリ「Plankpad」「Plankpad Kids Play」を使用した。バランスボードの上にiPadを置くことで、ジャイロセンサーに対応したゲームや姿勢保持の時間計測をすることができた。道具を使わずにプランクをするよりも、ゲーム感覚で積極的に取り組むことができ、休み時間等にも自分からバランスボードを持ち出して運動する姿が見られた。

コメント

コメントを投稿する