大分県立別府支援学校石垣原校高等部1年

主体的に自分の考えを発表するための指導

使用したICT機器

[機器]
タブレットプロジェクタ

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト動画編集ソフトウェア静止画動画

学校・学年

特別支援学校
大分県立別府支援学校石垣原校 1年

教科

自立活動

指導の形態

自立活動

詳細

・小学校高学年程度の理解力を有している
・手指の巧緻性に課題があるうえに疲れやすいため、書くことに困難が見られる
・自己肯定感が低く、口頭での発表は消極的である
・病棟での入院生活を長く送っているため、人間関係が限定的である
・周囲の人々との人間関係を否定的にとらえる傾向がある

子どもの困り

・筆記具を用いて書くことで疲れやすくなる
・漢字を覚えることが苦手なので書きたくない
・人前で話すことは、自信がない
・人間関係が限られるので、多くの人に自分の考え等を発表する機会がない

解決の方策・手立て

・文章作成の際、タブレットの音声入力機能の利用
・実習報告などは、プレゼンテーションアプリを利用
・自己有用感を高めるため、アプリを用いて動画編集や新聞制作を行う授業の設定
・多くの人とつながるため、アプリで制作した作品を発表する機会の設定

実践の様子

・4月の歓迎会行事での自己紹介は、動画編集アプリ(CapCut)を用いて行った。文字入力は、音声入力機能を用いた。自分で全て制作したということが自信になったようだった。その後、「好きな曲の紹介」「おすすめの本の紹介」学習発表会での動画発表などを製作し、少しずつスキルアップしている。
・調理実習のレポート等は、Keynoteを用いて作成し、発表している。口頭での発表を苦手とする生徒であるが、プレゼンテーションアプリを用いることで、堂々と発表することができた。
・学部内の係活動として、他の生徒の動画を1つに編集してまとめ、全体に発表する役割を果たした。学習発表会でも全体編集を担当し、達成感を得ることができていた。また、文書作成アプリ(Pages)を用いて、学校行事を伝える新聞を制作・発行した。いずれも周囲から高評価をいただき認めてもらえたことで、自己有用感を感じられたのではないかと考える。

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