佐伯市立宇目緑豊中学校、臼杵市立臼杵南中学校2年

エネルギー変換の技術でよりよい未来社会の実現を目指そう~火星探査用四足歩行ロボットの開発を通して~

使用したICT機器

[機器]
タブレットプロジェクタ

[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

中学校
佐伯市立宇目緑豊中学校、臼杵市立臼杵南中学校 2年

教科

技術

授業の内容

免許外教科担任の授業において、遠隔システムを活用し、大分大学の准教授が指導した。大分大学と2校を接続し、「3Dプリンタと3DCADを活用して火星探査用四足歩行ロボットを製作する活動を通して、安全・適切に製作・実装することができるようにする」ことを授業のねらいとし、発展的な学習に取り組んだ。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

はじめに、火星探査を想定した四足歩行ロボットの構想に取り組んだ。ロボットの脚部の構想をワークシートにまとめさせた後、3DCADで構想図を作成させた。次に、構想図のデータを3Dプリンタで出力させ、ロボットの脚部を製作した。

3DCADを活用することにより、正確に線を引くことができたり、コピーや修正が容易にできたりするため、紙に描くよりも正確かつ短時間で設計させることができた。また、ブラウザで動作する3DCAD を使用したことにより、大学側と生徒はファイルを共有でき、大学側から生徒の構想図を確認することができた。

遠隔システムによる授業において、ブラウザで動作する3DCADの活用は有効であった。課題としては、生徒の学習進捗状況の把握である。全体の様子は把握できるが、生徒1人1人の様子の把握は難しい。そのため、可能な限り、生徒を撮影する端末を複数設置するなどして、改善を図る必要がある。

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