大分県立中津支援学校小学部5年6年
買い物学習におけるルールを身に付けるための指導
-
使用したICT機器
-
[機器]
タブレットモニター
[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ [生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ
-
学校・学年
-
特別支援学校
大分県立中津支援学校 5年 6年
-
指導の形態
-
生活単元学習
-
詳細
-
・言葉や文字、イラストや写真の説明だけでは、集中力が続かなかったり興味が持てなかったりと、理解につながらないことが多い。 ・動画の活用でも時間が長くなると集中して見聞きすることが難しい。 ・興味、関心が散漫になり、集中力が続かないことがある。
-
子どもの困り
-
・言葉や文字、イラストや写真だけでは、買い物の手順や大事なポイントがイメージできない。 ・言葉での説明では、流れがわからない。
-
解決の方策・手立て
-
・教員が自作の動画を作成することで、より興味、関心を持って、動画を見ることができる。 ・端的な言葉や笛による警告音を用いて、買い物のルールやポイントに注目できるように工夫した。 ・1つの動画を3分程にまとめることで、集中して見ることができ、買い物学習のルールの理解につなげられるようにした。
-
実践の様子
-
・写真やイラスト、口頭での説明で事前学習をした後、買い物の練習をした時は、買い物の手順やルールが理解できておらず、手当たり次第、欲しい物をかごに入れる様子が見られた。 ・そこで、買い物の手順やルールが理解できるように、実際の買い物の場面を教員が演じ、その動画で学習することとした。 ・普段から関わりのある教員が出ている動画を見ることで「わあ、〇〇先生や」「これは、いつ撮ったん」等、興味、関心が持てている言葉が聞かれた。 ・端的な言葉や笛による警告音を用いて1つの動画を3分程にまとめたことで、大事なところに注意しながら、集中して見ることができていた。 ・動画を見ることで買い物の手順やルールが分かり、ルール違反している場面では、「あちゃ~」「ずこ~ん」等の言葉が児童から発せられたり、画面に近づいて見たりする様子も見られた。 ・動画を見て学習した後、買い物の練習をした時には、動画で見たルールを意識して活動する様子が見られた。
コメント