大分県立大分工業高等学校3年
ねじの種類と用途
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使用したICT機器
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[機器]
タブレットプロジェクタ
[教師が使用したツール]
学習支援ソフト [生徒が使用したツール]
学習支援ソフト
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学校・学年
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高等学校
大分県立大分工業高等学校 3年
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教科
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機械設計
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授業の内容
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本校機械科では、実際の機械や材料に関わる知識を身に付けてきた。日常で特に多く使われているのが「ねじ」である。ねじの構造や種類、用途をしっかりと理解することで、保全業務などの理解・関心を深めることが出来る。実際の保全作業等に関わる分野であることから、グループ活動などで意見を出し合い、全体で学び合いのある学習を目指して実施した。
本校の3年生は、日頃から活発なグループ活動を実践している。今年度より導入された「MetaMoji ClassRoom」を活用して授業を行った。
①「MetaMoji ClassRoom」を使用し、班別で活用シートを振り分ける。それぞれが異なったねじを調べ、1つのシートにまとめる。②各班による発表を行いながら、ねじの種類と用途について知識・理解を深める。
①②を実践したことで短時間の中で幅広く、深い学びが行われた。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
まず取り組んだのは、誰にでも「注目される」まとめを生徒に作成してもらうことである。シートの背景は黒色、写真や文字を加えることで内容を際立たせる。生徒に意識をさせるために、普段の授業から同様のスライドを作成するなど、後方の座席である生徒でも注目しやすい方法を模索した。苦労したのは、内容と調べる範囲の設定である。実際には、ねじの分野はとても深い内容である。1時間で深く学ぶために、私自身が楽しく学び、知識が深まったと思える内容と範囲を設定した。
現在、更に自分自身も楽しめる授業を模索中である。
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実践を終えての感想
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「MetaMoji ClassRoom」を活用することで、班別活動が活発になった。そして何よりも、各班でシートに様々なアイデアや工夫が見られたことが成果である。どのように人に見せて、内容を伝えるか。言語活動で一番必要な部分ではないかと考えている。これまでの授業を振り返り、グループ活動は実践を重ねた分だけ活発になり、高度になっていくことが分かった。今後の課題としては、今回のグループ活動をどのように他教科と繋げた内容に仕上げるかである。深い学びとは、他教科との結びつきがかなり重要であると考える。今後は、他教科も意識した授業を実践し、世界の変化に対応できる生徒の育成に取り組みたい。
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