豊後高田市立高田中学校1年

空間図形の分類

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニター

[教師が使用したツール]
学習支援ソフト
[生徒が使用したツール]
学習支援ソフト

学校・学年

中学校
豊後高田市立高田中学校 1年

教科

数学

授業の内容

6章「空間図形」の導入として授業を実践。
様々な立体を2つまたは3つへの分類の方法としてロイロノートの思考ツール(Yチャート)を使用。一人ひとりで考えさせ、その後、回答を共有し、その根拠を説明させる活動を実施。
分類の仕方が同じような考え方を持っている生徒同士で特徴を出し合わせ、「かくかくしているから」や「丸みがあるから」、「とがっている部分があるから」など、言葉で表現させた。
また、考えの異なる生徒に対して説明することで、立体の見方や、分類の方法を身につけ、「空間図形」に対して関心を高めた。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

全員が授業に参加させる手段として、個人で分類するときに考えやすくなるようにロイロノートの思考ツールを使い、一人ひとりで考え分類する時間を確保した。また、回答後ロイロノートですぐに全員の回答が見ることが出来るようにした。
立体図形をそれぞれ3D化して回転させてあらゆる方向から見ることが出来るようにしたかったが、時間が無く出来なかった。考え方をより多面的にするためにも3D化すると良かった。
他の生徒の考えや発言を参考にして、最終的には自分の言葉として説明できるように工夫した。

実践を終えての感想

立体を分類する際にロイロノートの思考ツールのYチャートを使用し移動させることで、分類方法を推察させることが出来た。また、立体図形を移動させる活動を通して空間図形に興味を持たせることができた。
他の生徒のいろいろな分類方法を見ることが出来、分類の仕方についても他の考えを知ることが出来た。
その後、授業にも意欲的に取り組むことができ、立体図形のとらえ方を「面の枚数」や「頂点の数」など、1つの立体を多面的にとらえる足掛かりになった。一方で、分類の数を2、3と縛ってしまったことで、生徒の見方・考え方を十分に引き出すことができなかった。生徒の自由な考え方を引き出す思考ツール等が今後の課題となる。また、今後、生徒同士の意見を出し合う際共有ノート等の活用をしてみたい。

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