津久見高等学校1年

3辺の長さが与えられたときの三角形の面積

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
学習支援ソフト
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト学習支援ソフト

学校・学年

高等学校
津久見高等学校 1年

教科

数学Ⅰ

授業の内容

単元を通して、三角形の決定条件と三角比を関連付けながら指導してきた。三角形の決定条件の一つである3辺が分かっているときの三角形の面積を、MetaMoJiClassRoomを用いて、生徒同士が協議の中で解を導いていく授業を行った。特に面積を求める過程では、既習事項と関連付けながら生徒が論理的に課題を解決していくことを重視した。また、指定した教室内の3点の距離をiPadのアプリを用いて実測し、本時で導いた結論とエクセルで三角形の面積を求めた。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

・MetaMoJiClassRoomで前時までの復習を行い、授業の中で考え方を共有した。
・「計測アプリ」を使用し、三角形の辺の長さの実測をした。それによって、生徒のICT活用能力の育成を図った。また、Microsoft365「Excel」を用いて、実測値の計算することで、煩雑な計算の回避することができた。

実践を終えての感想

複数の解答を瞬時に共有でき、参考になる点や誤答の比較・検討ができた。また、生徒個人の思考がリアルタイムで把握でき、適切なタイミングで指示や指導を行うことができた。図形描画に煩わしさがなく、本時のメインになる部分以外で無駄な時間を使うことがなかった。一方で、実際に計算処理をして、解を導く場面では、紙媒体の方が生徒は取り組みやすかったようだ。また、自身の解法をすぐに消去できるため、指導をしていないと、誤答が残りづらい。

コメント