学校法人別府大学明星小学校5年

修学旅行の班別自主研修の計画を立てよう

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
学習支援ソフト
[生徒が使用したツール]
学習支援ソフト

学校・学年

小学校
学校法人別府大学明星小学校 5年

教科

総合的な学習の時間

授業の内容

※学校行事「修学旅行」の一部と関連 班で決めた場所を時間内に周るにはどうすればよいのだろう

めあて「長崎自主研修のルートを決めよう」を目指して、各班で前時までにロイロノートで作成した「研修先カード」8つを、「路面電車地図カード」に貼り付けていき、見学場所を順序付けた。さらに、移動方法や、オススメ、学ぶこと、時間配分について話し合い、「データチャート」に落とし込みながら、行程を整理した。特に移動にかかる時間の見通しについては、グーグルマップを使うよう促した。

全グループの中、一応の完成を見たのは1班。本時の振り返りをロイロノートで提出して終えた。各班完成の後、次時は、学年主任や旅行社を交えて、実現可能性について評価をもらう予告をした。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

成果・課題
○ロイロノートを有効活用し、本時45分で、2つのカードに整理したデータをもとに、グーグルマップの検索機能を生かして、データチャート(行程表)がほぼ完成に近付けたことは、ICT活用能力の向上が見られる。
○裏腹に、カード・チャート、検索機能の使い方が明確なので、隔たり感や立ち止まりが少なく、学習課題「どうすれば時間内に戻れるかな」がほぼ達成できた。地図と検索で確認して入力すれば完成できるからである。
○総合的な学習の時間に付けるべき力は、ここでは制限時間内に納めることは当然としても、選んだ訪問地8つが本当に○○分で魅力を感じられるのか、1つ、2つ削る必要はないか、例えばそこで記録したり取材したりする時間はあるか等の課題の検討により、特別活動での合意形成の学びを生かした総合の目標達成となる。

工夫・苦労
○3つのチャート・表(自作のシンキングツール)の設定が絶妙で、1つずつ整理していく毎に間違いのない日程が出来上がるようになっていた。本日ねらう思考力「順序付ける」「整理する」「見通す」を発揮できた。
○ICT活用(授業・宿題)で、「情報の整理」が素早く進んだ分、オススメや学ぶべき点について見直すなど、次時は、事前に「分析」の討議の時間を確保したいところ。生み出した時間で、付けたい力をアップしていく。

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