大分県立安心院高等学校1年
問題解決とその方法 (章末確認テスト)
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使用したICT機器
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[機器]
PCモニター
[教師が使用したツール]
学習支援ソフトアンケートフォーム [生徒が使用したツール]
学習支援ソフトアンケートフォーム
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学校・学年
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高等学校
大分県立安心院高等学校 1年
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教科
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情報
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授業の内容
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今回は5章の確認テストを実施した。生徒には事前にテストの実施を伝えており、ルールは「教科書や授業プリントを参考にしながらテストに臨んでよい」、「他の生徒とのコミュニケーションは禁止」、「機器トラブル等で困ったときは挙手」の3つである。自分があきらめない限り、教科書等を使って正解にたどりつけるので、通常の考査では早々に解答をあきらめてしまうような問題にも一生懸命取り組んでいた。これまでの1~4章でも授業終了後に章末確認テストを実施しており、すべてMicrosoft Teams(以下Teams)から問題を配信した(問題はMicrosoft Formsで作成)。生徒にはテスト翌日までには結果を返却し、復習ができるようにした。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
Microsoft Formsで作問することで問題の再利用ができること、採点や集計の労力が省けることは、働き方改革の面からもメリットである。また、生徒へ解答を返却した後も生徒個々の解答内容を確認できることは、考査の作問にも役立った。生徒は日頃、スマホ等の個人用端末を使い慣れているせいか、サインアウトをしたことがない、サインインしたままなのでパスワードも覚えていない、という者が入学当初は多かった。苦労はしたが、これまでの授業を通してパスワード管理やサインアウトの重要性を伝えることができたと思う。
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実践を終えての感想
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情報Ⅰの授業ではほぼ毎回、Teamsへサインインさせている。パソコン教室のパソコンは他の生徒との共用であるので、サインアウトをしないと別の生徒に使われてしまうこと、それによってトラブルにつながる可能性があることを年度当初に説明した。何度も利用してきたことで、現在ではサインアウトの重要性や共用PCの扱い(片付けや丁寧に扱うことの大切さ)について生徒が理解し、作業できるようになった。また、1学年部でもTeamsを利用する機会が多いが、サインイン・サインアウトを含む基本的な作業でつまずくことなく、スムーズに作業ができるようになった。授業以外の場でも生徒がこのツールを使いこなせるようになったのはよかったと感じている。
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