竹田市立直入中学校2年

1次関数の活用『長方形の辺上を動く点の考察』

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

中学校
竹田市立直入中学校 2年

教科

数学

授業の内容

本時は「1次関数の活用」の第2次である。縦3㎝、横4㎝である長方形ABCDの辺上を同点Pが秒速1㎝で動くとき、△ABPの面積は時間によってどのように変化するのかを考察する問題を扱った。まず問題を確認する際に紙面上で一度読み上げをした後、数学アプリ「GeoGebra」を使い、実際に点が動くようすを視覚化した。次に、グループごとに3辺で場合分けをしたプリントを順に解決していく流れで進めた。その際、表・式・グラフを変域に気を付けさせながら考察させた。最後に表・式・グラフの良さをそれぞれ振り返らせた。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

【成果と課題】
授業全体を通して、ICTがあくまで補助的な役割として活用できたところがよかった。生徒にとって動点の問題は難易度が高いもので、まず問題の理解が難しい。「GeoGebra」の活用によって、肯定的な反応が確実に増えたとともに学級の9割弱の理解を促すことができた。
今後は、生徒のタブレット端末にも同じものを送り、操作ができるようにしたり、3つの場合分けごとの図をヒントカードとして「ロイロノート」を使って送るなど、生徒の思考をより促すことができるような活用をしていきたい。

【ICT活用のポイント】
工夫したところはダイヤルボックスを使い、点が動き始めると同時にグラフの点も動くよう設定をしたことと残像を残すことでグラフの直線を視覚化させたことである。面積が一定で増えていくことや変化しないこと、減っていくことが視覚的に理解させることができた。苦労したところは「GeoGebra」の活用が初めてであったので、図を挿入し、点が動く範囲の設定など基本的な操作に苦労した。本時の問題解決にあたって「GeoGebra」の採用はとてもよかったと感じている。

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