大分県立佐伯支援学校小学部5年

視線入力装置を使って,自らの考えを文字入力で表すための指導

使用したICT機器

[機器]

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

特別支援学校
大分県立佐伯支援学校 5年

指導の形態

自立活動

障がいの状況

・四肢及び体幹、首を動かすことは難しい
・瞼を完全に閉じることはできない
・瞳を上下左右に動かし、瞼を若干大きく開くことができる
・発声不可 若干唇が動く
・気管切開、気管支及食道の分離手術済み(胃ろう)
・人工呼吸器装着

子どもを取り巻く状況

・訪問教育生
・24時間家族及び訪問看護師によりケアが必要

子どもの困り(本人の困り)

・意思表現ができる方法が視線の移動のみ
・発声・発語及び自力移動ができず、能動的に活動することができにくい

解決の方策・手立て

・日常でも視線の移動で意思を表せるよう選択肢を準備し、視線を使う意味理解を促す
・視線入力装置でのゲームを通して、自ら行動した(視線を動かした)ことで、変化が起きることに気づき、意図を持て取り組むとともに文字入力に必要な視線の動かし方を習得する
・視線入力装置での文字入力に向け、文字と物事との結び付け及びあいうえお表の仕組みの理解のための取り組み

実践の様子

視線入力装置での学習回数(4月~7月)19回/28授業 
1回の平均取り組み時間19分(12分~37分)
4月:自らの視線の動きにゲーム画面が反応することの理解
5月:動くものを追視し、触れることで変化が起こることの理解
   動くものの周辺にある動かないものも触れることで変化することの理解
   視線の動く範囲の広がり
   自らゲーム選択(3ゲームに集中)
   自ら動かないものへ触れて変化を試みる
   動きの速度に緩急が出始める
   (動くものが現れるのを待つ、動かないものにゆっくり近づく)
6月:意図的な動きが出始める(3台の車をすべて同じ車種にそろえる等)
   自らゲームを選択(他ゲームへの広がり→試し→絞り)
   教師や保護者のアドバイスや言葉に沿って進める場面が出始める
7月:凝視することで進行するゲームへの移行(成功率アップ)
※ 6月より「あいうえお表」(Keynoteで作成)の取り組み開始

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