大分県立日田支援学校小学部6年

紙を破く不適切行動を別の行動へ変えるための指導

使用したICT機器

[機器]
タブレットカメラ

[教師が使用したツール]
静止画
[生徒が使用したツール]
静止画

学校・学年

特別支援学校
大分県立日田支援学校 6年

教科

自立活動

障がいの状況

・絵本や絵本をコピーした紙を切り取り、コレクションすることが好きだが、コレクションする手順に失敗した紙や飽きた紙を、破くことで終わりにする。破いた後に同じものが欲しいと要求することがある。
・紙や布の少しのほつれが気になると、全て破くまで気が済まない。

子どもを取り巻く状況

・保護者は絵本を破かずに使ってほしいと思っている。
・絵本を見ることや読むことが余暇活動になっているが、破り続けることで絵本が減ってしまう。

子どもの困り(本人の困り)

・お気に入りの本を破いてしまうと、次に買ってもらうまで手に入れることができない。

解決の方策・手立て

・紙を画像に置き換え、写真アプリの中で編集したり、フォルダ分けしたり、消去したりすることで、紙を破いて終わりにする行動の頻度を減らす。
・タブレットを使うことで、画像を消去した後も検索をして、再び得ることができる。
・絵本を読んだ後は、専用のカバンにしまって終わるようにした。

実践の様子

・画像の保存方法や検索方法等は操作しながら自分で知ることができた。検索は音声入力を使った。
・写真アプリの編集機能を使い、画像をキャラクターごとに分けたり、一部を拡大したりしていた。また、キャラクターをフォルダ分けしたり、消去したりすることで、今まで破ってゴミ箱に捨てていた行為を代替していた。
・iPadで画像集めを始めた後も、絵本を読むことはあった。その時に、終わったら専用のカバンにしまうことを伝えた。破きそうになることはあったが、タイミングをみて教師が言葉かけをすることで、自分からカバンにしまうことができた。
・絵本に触れ、破いてしまうかもしれない可能性を減らすことで、不適切行為の頻度を減らすことができた。また、専用のカバンという他の支援と組み合わせることで、不適切行為を適切な行為へと変化することができた。

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