大分県立日田支援学校小学部6年
名前を漢字で書くための指導
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使用したICT機器
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[機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立日田支援学校 6年
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教科
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国語
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詳細
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・文字を書くことに興味があり、自分の名前の漢字を手本を見て書くことができるが、名前を漢字で書くことに抵抗がある。
・漢字を書く時は、鉛筆を紙から離さず、一筆で書こうとし、結果的に時間がかかり集中力が続かない。
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子どもの困り
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・漢字は画数が多く、書き順が複雑なため、書くことに抵抗がある。
・自分の名前の漢字を書き終えるまでに時間がかかるため、集中力が続かない。
・漢字をパーツごとに捉えることが難しく、多大な集中力を要する。
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解決の方策・手立て
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・書き直しやすいタブレットやラミネートした紙を用いる。
・漢字が一画ずつアニメーションで書かれていく様子を提示することで、一画ずつ書くことを意識できるようにする。
・名前の漢字が書きやすくなる漢字のパーツ(口・日・十・土・大)を練習する。
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実践の様子
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・名前を漢字で書く時に、iPadアプリ「常用漢字筆順辞典」というアプリと、ラミネートした枠付きの紙を使用した。
・漢字は、一画ずつiPadアプリ「常用漢字筆順辞典」をなぞった後、ラミネートした紙にペンで書く手順にした。
・名前の漢字を書きやすくするために、パーツとなる漢字を書いた後、名前の漢字を書くようにする。
・一筆で漢字を書くのではなく、一画ずつ、ペンを紙から離して書くことが分かった。
・パーツとなる漢字を練習することで、一文字を書く時間が早くなった。
・名前を漢字で書くように言葉かけをすると、見本を見なくても書けるようになった。
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