玖珠町立塚脇小学校6年
江戸幕府による大名支配
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使用したICT機器
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[機器]
タブレットモニター
[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ [生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ
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学校・学年
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小学校
玖珠町立塚脇小学校 6年
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教科
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社会
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授業の内容
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【ねらい】
江戸幕府の政策の目的について、資料から読み取った各政策の「ねらい」の共通点を見出し分類する班での交流活動を通して、どの政策にも大名に力をつけさせないことが共通していることに気付くことによって、江戸幕府の考えを自分の言葉でまとめることができるようにする。
【授業の概要】
前時のふりかえりとして、幕府の政策をフォームで提示し、本時との関連づけを行った。そして、幕府の政策のねらいについて、教科書・資料集・クラスルームのリンク資料から探っていくことを確認。そこで、スライドを活用して、個人ごとに割り振られたページにまとめる活動を行った。その際、支援を要する児童へは、スライドのコメント機能で幕府の目的に関わる視点を提示した。
次に、班毎に各政策のねらいの共通点を考えながら意見を交流し、個人毎のスライドを班として1ページにまとめた。最後に各班のスライドをクラス全体で交流しながら幕府の目的について掘り下げていった。本時のふりかえりはフォームにて行い、幕府の安定につながるねらいへの気づきやまとめを行った。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
成果・課題
ICT活用で授業改善を図ってきたことで、自分の考えをスムースに入力できる児童が増えた。なかでも、ノート記入はせず、Chromebookの各アプリからの書き込みを行ってきた効果はあった。 本時では、教師が意図した分類からまとめに移行する流れにならず、児童はまとめを先に考えてしまっていた。今後は、授業構成を工夫し、児童の思考の流れに沿いながら、より思考の深まるICTの効果的な活用を検討していきたい。
工夫・苦労
・幕府のねらいを記入させるとき、グループでの意見集約を考え、テキストボックスの色分けを行った。作業がやりやすく視認性もあり、誰がどのくらい入力しているかの把握にも役立つ。
・スライドではコメントを活用し、目を向けさせたいことや軌道修正、困っている児童には補助的なコメントを入れている。
・今回は、一つずつ深掘りする時間は少なかったので、後日知識をつける時間をとる。日頃の学習からコメントを入れながら取り組んでいるので、家庭学習においてもやっていきたい。
・授業でチャットを活用。チャットの対話と直接の対話は理解や支援の度合いによって分けている。コメントで理解しにくい児童へは直接行っている。
・児童の学習状況に係る成長の様子を把握するツールとしてフォームを常日頃より活用している。
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