臼杵市立臼杵小学校5年
「ボール運動」:ゴール型(ハンドボール)
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使用したICT機器
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[機器]
タブレットモニター
[教師が使用したツール]
学習支援ソフト [生徒が使用したツール]
学習支援ソフト
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学校・学年
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小学校
臼杵市立臼杵小学校 5年
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教科
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体育科
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授業の内容
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ハンドボールのゲームを通して「みんなでパスをつなぎ、みんながシュートできるようになろう」という単元のめあてを設定し、ボールを持たないときの動きの習得とチームで選んだ作戦を伝え合うことを柱に授業を行った。単元の前半は、ハンドボールのルールを知ったり、ボールを持たないときの動きを考えて試したりすることでゲームの基礎を習得できるようにした。単元の後半は作戦を知り、試したり話し合ったりすることで自分たちのチームに合った作戦を選んだ。
ゲームの前には、選んだ作戦を成功させるための自分の動きやその工夫について伝え合う時間を、きょうだいチームやきょうだいペアで設定した。伝え合う時間には、1人1台端末を活用してチームの画面を共有して互いに動きを把握できるようにした。単元末には、ハンドボール大会を開催し、学習を活かすゲームを行った。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
成果・課題
〇1時間の授業流れをパターン化したことで、子どもたちが主体的に運動や話し合いに取り組むことができた。
〇1人1台端末の活用と1チームの人数を少なくしたことにより、話すことに消極的な子どもたちも伝える機会が保障され、伝えることができるようになった。
〇伝え合う時間が充実したことにより、ゲームにおけるボールを持たないときの動きの向上が見られ、パスが多くつながるようになった。
!電子黒板が導入されたことにより、子どもたちの端末と併せて効果的な活用を探っていきたい。
工夫・苦労
〇全員が伝えることができるように、共有ノートを使った。シンキングツールに、チームの作戦とそれを達成するための自分の具体的な動きをカードに記した。そのカードをチームで共有しながら伝え合うようにしたことで、全ての子どもが自分の言葉で伝えることができた。また、ゲーム中においてもノートを共有することで、ペアがめあてとしている動きを把握し、ゲーム中にリアルタイムでボールを持たないときの動きを伝えることができていた。
△体育の授業時間内で、考えを整理したり書き込んだりする時間とチームで話し合う時間、運動をする時間のバランスが難しく、45分間の構成に苦労した。
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