大分県立南石垣支援学校中学部2年

マップアプリを使って、目的地や交通手段などについて調べる指導

使用したICT機器

[機器]
タブレット

[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]
デジタルソフト

学校・学年

特別支援学校
大分県立南石垣支援学校 2年

教科

生活単元学習

詳細

・行ったことがない場所、初めてすることには不安を示す。
・授業の中でアプリを使って学習することはできるが、同じアプリでも場所や用途など違う場面ではできるはずのことができなくなる場合がある。そのため、生活の中で活かすことが難しい。
・毎日通学で利用している路線のバスは一人で利用することができるが、一人で他の路線のバスを利用したり、違う交通機関を利用したりすることは難しい。

子どもの困り

・することが明確で、手順どおりのことは、その通りにすることができる。しかし、初めてすることや手順がわからないことは不安になり行動できなくなる。
・通学時の路線バスなど、いつも同じ交通機関であれば一人で利用できるが、他の交通機関を利用したり、自分で行き方を考えることは難しい。

解決の方策・手立て

・路線、時刻等がわかれば、利用できる交通機関も増えるのではないかと考える。校外学習の事前学習等で、マップのアプリを利用して自分で調べることで、アプリの使い方に慣れ便利さに気づき、将来も自分で調べて公共交通機関を利用して移動することができるようになるのではないかと考える。

実践の様子

・教師の説明を聞いて、行き先、出発地、時刻などを入力して利用する交通機関を調べることができた。バスや電車での行き方が出てきたが、教師と一緒に到着予定時刻などから考えて、自分で利用するもの、時刻、料金を確認することができた。それを見ながら、校外学習のしおりに書き込むことができた。
・途中でいくつの駅を通過するか、駅ごとの所要時間はどのくらいかも知ることができる。何番目の駅で降りるかを事前に確認することができるので、当日も安心することができたのではないかと考える。
・地図の表示を航空写真に変更することもできるため、周りの様子を知ることもできた。

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