大分大学教育学部附属小学校1年

おおきくなあれ アサガオさん 8/18

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニター

[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

小学校
大分大学教育学部附属小学校 1年

教科

生活科

授業の内容

【本時のねらい】
大きくなってきたアサガオについて、葉の大きさや枚数、茎の長さなどの変化に注目しながら観察し、見つけたことや思ったことを観察カードに絵や言葉で表現したり、これまでのアサガオの様子と今の育っている場所を比べながら話し合ったりすることを通して、アサガオの育つ場所に着目し、アサガオの立場になってこれからの育て方を見直すことができるようにする。

【評価規準】
大きくなってきたアサガオについて、アサガオの育つ場所に着目し、アサガオの立場になってこれからの育て方を見直している。

【具体的な児童の姿】
・お水やおひさま、えいようをしっかりとあげるために間引きをしようかな。
・ぼくの鉢はこのままで大丈夫そうだからこれからも水やりを頑張りたいな。
・間引きした苗は、お家に持って帰って育てたいな。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

【成果と課題】
○前時までのアサガオの成長や変化への気付きを全体で共有する場面(①該当児童の観察記録写真をTVで拡大提示、②自分のアサガオではどうかを自分のiPadで確認)では、気付きを視覚的にも共有でき、実際に自分のものでも確認できるという点から効果的であったと考える。
▲授業中、児童から「アサガオを見に行きたい」「アサガオと相談したい」という声があがっていた。生活科の特質である「具体的な活動や体験を通して」や「子どもの思いや願いを実現する」ということと成長している生き物(アサガオ)という教材の特質から考えると、今後のお世話について考える際の観察する対象は、iPadの写真よりも,実物であった方が効果的であったのではないかと考える。生活科において、特に成長している生き物と向き合っていく際は、これまでの観察の蓄積として過去のことであれば一人一台端末の活用、今や今後のことであれば実物の方が児童も主体的に学習に向かっていけ、気付きの質をより高めていけると考える。

【ICT活用のポイント】
・単元を通して、前時の写真と現在のアサガオの実物とを比較させることで、成長をよりよく捉えさせることができた。
・室内だけでなく屋外でもiPadを使用するため落としたり汚したりしないよう、事前指導を行った。
・1年生の初期段階であったので、ロイロノートの使い方も適宜指導を行なった。

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