竹田市立南部小学校4年
学習に役立つプログラムをつくろう
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使用したICT機器
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[機器]
PCタブレットモニタープロジェクタ
[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ [生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ
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学校・学年
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小学校
竹田市立南部小学校 4年
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教科
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総合的な学習の時間
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授業の内容
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実際にScratchで作成されたプログラムを見たり、操作したりすることにより、プログラミングについての興味をもたせた。「学習に役立つプログラム」を作成する前段階として、さらに興味を深めさせるために、簡単な「ゲーム」を、「協調学習」の手法を用いて作らせた。
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ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題) -
・子どもたちは、自分たちの力でゲームを作り上げることができた。また、こちらが予測していなかった方法でプログラミングしている班もあり、論理的に考えながらプログラミングをしていることがわかった。
・「もっと難しいゲームに挑戦したい!」という思いから、さらに難易度の高いプログラミングに挑戦しようとしている子どもが多くいた。
プログラムを作成する段階で、「ローマ字入力」をする部分があった。しかし、ローマ字が定着していない子どもについては、そこで作業が止まってしまった。ローマ字やパソコンの操作の仕方 など、低学年から系統的に指導を行わなければならないと感じた。
プログラミングの学習を、子どもたちはとても楽しそうに行っていた。きちんと順番を考えながら入力しないとプログラムは動かないため、論理的な思考力もついてきたと思われる。「特別な支援が必要な子ども」に対して、この「プログラミング的思考」が非常に有効だと分かったことである。Scratchと同じように学習の流れや1日の流れをブロック化してあげると、このような子どもたちは先を見通すことができるようになった。
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実践を終えての感想
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・収集した情報を整理・分析し、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することにより、問題の解決には必要な手順があることに気づくこと。
・自分の作成したプログラムを説明したり、友だちのプログラムの作成手順を聞いたりすることにより、プログラムを統合的に作成すること。
・活動ごとに学習をふりかえり、自分の学びや願いを次の活動につなげること。
・自分たちの力で作品を作り上げる方法として、「協調学習」の手法を用いた。3つのプログラムを合わせることにより、教師が例示したゲームと同じものになるようにした。
・実際にプログラムを映し出す画面と、思考の助けとなる画面の2画面用意した。
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