大分県立日田支援学校高等部1年
適切な声の大きさで発表するための指導
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使用したICT機器
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[機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
デジタルソフト [生徒が使用したツール]
デジタルソフト
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立日田支援学校 1年
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教科
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国語
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指導の形態
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国語
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詳細
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・普段友だちと話している時や国語の音読時、音楽の歌唱時は、相手に伝わるような声の大きさで話したり歌ったりしているが、人前で自分の意見を発表するとなると、相手に伝わりにくい声の大きさになってしまう。
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子どもの困り
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・人前での発表時では、相手に内容が伝わらず、聞き返されることが多い。
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解決の方策・手立て
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・自分の声の大きさをアプリで測定し、図式化、数値化により視覚的に把握することで、どのように相手に伝わっているかを示す。
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実践の様子
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国語の授業「テーマに沿って、自分の意見をみんなに伝えよう」の題材で、適切な声の大きさで自分の意見を発表することを目標に取り組んだ。教室での発表で、声が小さく聞き取りづらい場面が見られたので、『騒音測定器』のアプリを使用した。このアプリでは、声の大きさをグラフで表し数値を測るだけでなく、その時の声量のレベルを「通常の室内の会話」「オフィス内の会話」など、文字でも音量レベルを表示してくれる。
このアプリを使用し、普段の自分の発表時の声の大きさが図式化、数値化されたものを確認することで、どのくらいの声の大きさで発表をすれば相手が聞き取りやすいのか理解することができ、発表時の声が大きくなった。
この経験をきっかけに、以後、様々な授業での発表場面で、以前よりも相手に伝わるような適切な声の大きさで発表することができるようになった。
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