大分県立大分舞鶴高等学校1年

micro:bit でチャットプログラムを作ろう

使用したICT機器

[機器]
PCタブレットプロジェクタ

[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

高等学校
大分県立大分舞鶴高等学校 1年

教科

SSH探究

授業の内容

多様なセンサーを搭載したプログラミング学習教材「micro:bit」を活用して、分解して考える「論理的思考」を働かせながらチャットシステムを作成することを目的とした。
 まず、チャットシステムは3つのプログラムから構成されることをペアで話し合いながら確認を行った。その後、トリガーを考えながらさらに思考を分解していくことで、チャットシステムを完成させることができただけでなく、「新しいことや難しいことは今あるものの組み合わせで実現できる」という点に気づかせることができた。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

MetaMoJiClassroomを活用することで、プロジェクターだけではなく、生徒の目の前の画面を見ながら話し合い、意見を共有させる工夫を行った。MetaMoJiClassroomの授業ノートはスライド資料として活用し、つまずきが起こったときに、生徒自信のペースで前のページに戻りながら要点を確認することができるよう配慮した。特に1ページあたりの情報量を極力減らすことで、スライドを読む生徒のストレスを最小限に抑えることができた。
また、スライドを読むだけにならないよう、ポイントを穴埋め形式にしたワークシートを作成し、適度に頭を使いながら説明を聞き、考えることができるよう工夫を行った。

実践を終えての感想

触って動かすことのできる教材を活用したことで、「思考」と「プログラム」の間の双方向性を顕在化させることができ、思考が深まる様子が確認できた。
 「ペアでプログラムを完成させ、通信ができたら成功」という設定をすることで、適度な緊張感の中、前向きに取り組ませることができた。
 事前事後のアンケート結果においても、論理的思考の優位に変容を確認することができた。今後は、テキストベース(CUI)のプログラミングで様々なシステムを構築させながら、生徒の思考力をさらに育める活動を行いたい。

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