大分県立日田支援学校小学部

効率的にデータをグラフ化していくための支援

使用したICT機器: [機器]
タブレット
[教師が使用したツール]
[生徒が使用したツール]

学校・学年: 特別支援学校
大分県立日田支援学校

教科: 算数

指導の形態: 算数

現在の状況: ・算数の時間に、棒グラフを鉛筆や定規を用いて紙に書く学習を行っている。
・日常生活の中で、棒グラフを紙に書くという機会はなく、予め用意された棒グラフを読み取るということがほとんどである。

より便利な生活の想定: ・iPadと「Numbers」を用いることで、棒グラフを鉛筆や定規を用いて紙に書くよりも、より速く効率的に棒グラフを表すことができる。
・数値を入力することでグラフ化されるアプリを活用することで、手間や時間をかけずに日々の体重管理を行うことができる。

実践の様子: 算数の時間に、iPadと「Numbers」を用いて棒グラフを表したり、データを読んだりする学習を行った。棒グラフを表す学習では、事前に数を調べて表にまとめておいた「小学部の先生の好きな食べ物」や「学校にある車の種類」等を「Numbers」を用いて棒グラフに表した。「Numbers」では、表に数値を打ち込むことで棒グラフ化されるので、児童でも簡単に棒グラフを作成することができた。また、棒グラフを読む学習では、自分が作成した棒グラフだけでなく、友だちが作成した棒グラフから多少を読み取ることで、読み取りの定着を図った。この時、iPadの画面をテレビに拡大して表示し、児童が画面に映し出された棒グラフを指差しする等して、多少を読み取ることができた。
今後は毎日の体重測定を「Numbers」を用いてグラフ化していくことで、日常生活に汎化していきたい。

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