形が動く絵が動く

コマ撮りアニメーションの仕組みを使って、楽しい動きや変化を作る学習をした。
まず、登場してくるキャラクターを自分で考えて作った。次に、アニメーションの展開や動きを考えた。そして、ホワイトボード上にキャラクターを置き、そのキャラクターを少しずつ動かしては写真に撮るコマ撮りをした。次に、ロイロノートのスライドに順番に貼っていき、繋ぎ合わせて短い時間で再生をして、コマ撮りアニメーションを完成させた。最後に出来上がったコマ撮りアニメーションを発表し合い、感想を言い合って交流をした。

【工夫したところ・苦労したところ】
　・教科書のコマ撮りの例はいろいろあったが、子どもたちが日ごろ使っているホワイトボードを使ったことで、作品
　　づくりがスムーズに進んだ。
　・この授業の最初に見せる見本づくりは、どのような作品を目指すかのモデルになるので苦労した。
　・ロイロノートに貼って再生する時のコマ送りスピードについては、どのスピードがスムーズに見せられるのかを何回　
　　か確認した。

【成果】・最初に教師が作った見本を見せたことで、意欲を持って作品を作ることができた。
　　　 ・映像を作って再生する時だけではなく、見通しを持ってアニメーションの展開を考えることができた。
　　　 ・ホワイトボードにキャラクターを置いて、動かしながら思考を働かせている姿が見られた。
　　　 ・それぞれ独創性がある作品ができたので、発表し合った時に見せ方の驚きや発見があった。
【課題】・テーマやストーリーの展開がイメージしにくい児童には、多くの参考例が必要だと思った。
　　　 ・ストーリーがつくりにくい児童には、場面の移り変わりがわかるワークシートが必要であった。