大分県立中津支援学校中学部3年
自分で課題に気付き、適切なフォームや力加減を判断して打つための指導
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使用したICT機器
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[機器]
タブレットカメラ
[教師が使用したツール]
学習支援ソフト [生徒が使用したツール]
デジタルソフト学習支援ソフト動画
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学校・学年
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特別支援学校
大分県立中津支援学校 3年
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教科
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保健体育
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詳細
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・課題解決をする方法、手順を考えるのが難しい。また、その課題解決の方法、手段を理解するために教師と一緒に取り組むことが必要。
・取り組んだことに対して客観的に振り返ることが難しい。
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子どもの困り
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・何がよくて何が問題か気付いていない。
・「どうしたら上手くなるか?」など思考活動の経験が少ない。またその方法を理解しないまま進み、理解しないまま終わっている。
・ボールから目標まで距離やその状況に応じた力加減の判断が難しい。
・気付いたことなどを言葉で表現することが難しい。
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解決の方策・手立て
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・フォームやクラブの振り幅について事前指導で使った資料をデータ化し、フォルダに分け、Teamsでいつでも振り返りができるようにする。
・振り幅の力加減について判断基準表を作成し、計測アプリを使って振り幅を決める。
・動画に撮ることでスローや見てほしい箇所を大きくするなどしてフォームやクラブの振り幅の理解を深めるようにする。
・Teamsに打つ様子を投稿することで本時の様子と比較し、自己の伸びについて気付かせる。
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実践の様子
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・ボールを打つ時の動画や事前指導で提示したクラブの握り方やフォームなどの資料を自らデータを確認してフォームを確認する様子が見られた。
・ボールと目標箇所の距離を確認し、教師がクラブの振り幅の力加減をどのくらいにするか聞くとすぐ答えることができ、距離に応じた力加減で打つことができた。
・振り返りでは、振り返りの視点を記したカードを使い、動画をスロー見ることで教師が質問をしたとき、自分の言葉で良かったところや改善が必要なところを答えることができた。
・「できとった」など、本時と前時の動画を比べると自己の成長に気付いたことがわかる発言があった。
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