大分大学教育学部附属小学校3年

器械運動 跳び箱運動(「お家の人に,跳び箱のコツを伝えよう」)2/7

使用したICT機器

[機器]
タブレットモニター

[教師が使用したツール]
デジタルコンテンツ
[生徒が使用したツール]
デジタルコンテンツ

学校・学年

小学校
大分大学教育学部附属小学校 3年

教科

体育科

授業の内容

【本時のねらい】
台上前転の跳び方について、大型テレビで開脚跳びの跳び方と比較することでポイントを見付けたりiPadで自分の跳び方を確認しながら練習したりすることを通して、自己の課題を捉えることができるようにする。

【評価規準】
台上前転の跳び方について、ポイントを見付けたり練習したりして、自己の課題を捉えている。

【具体的な児童の姿】
ロイロノートで自分の台上前転の動画を見ながら、できているポイントやできていないポイントにマーキングをしている。

ICT活用のポイント
(工夫したところ、苦労したところ 、成果、課題)

【成果と課題】
○大型テレビとiPadの動画再生機能、アプリ「ロイロノート」の書き込み機能を用いてめあてを確認することは、児童と動きのポイントを共有するために非常に効果的であった。
○アプリ「見比べレッスン」を用いて、開脚跳びと台上前転の動きを比較しながら見せることは、既存の知識を用い二つの違いから台上前転のポイントに気付くことができるようにするために有効であった。
○iPadを用いて、ペアで動きを録画させることは、ポイントをおさえて跳べているかどうかや自分の課題が何かを明確に捉えさせるために有効であった。
▲児童の振り返りをより本時のねらいに沿ったものにし活動をスムーズに行わせるため、自由記述ではなく、動画にできたポイントとできなかったポイントを書き込ませるだけでもよかった。

【ICT活用のポイント】
・アプリ「ロイロノート 」を用いて、撮影した動画にポイントができているかどうかを書き込ませることは、動きのポイントや自己の課題を明確に捉えさせるために有効であった。また、ポイントと自己の動きを比較しながらさらなるポイントを見つけたり課題解決のための方法を考えたりすることにもつながるなど、児童の思考を深めるためにも有効であった。
・児童が体育館で円滑にiPadを取り扱うことができるよう、個々に番号シールを貼るなど取り違えを防ぐ工夫を行った。
・iPadを用いて動きを撮影する際には、画角や撮影のアングルが重要である。事前にどこから撮影するのか具体的な位置を示したり、動きを分析する際の視点を明確に持たせたりするなど、撮影の技能を向上させるための指導を行う必要がある。

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