大分県立中津南高等学校耶馬溪校2年

私たちの挑戦 ~ドキュメンタリー制作に挑んだ情報会計コース~

学校・学年

高等学校
大分県立中津南高等学校耶馬溪校

発表形式

スライド

研究の概要

耶馬溪での仕事を自分たちが見て、聞いて、体験して、知った内容を多くの人に伝えるため、仲間と協力して自分たちの力でドキュメンタリー動画を作り出し、魅力を伝えることに取り組みました。

生徒のアウトプット

実践の背景
「地域産業基礎」の学習の目的は、耶馬溪での仕事を自分たちが見て、聞いて、体験して、知った内容を色んな人に伝えることです。今回は、仲間と協力して自分たちの力でドキュメンタリー動画を作り出し、魅力を伝えることを目標にしています。
調査・研究内容
オリエンテーション
オリエンテーションの授業は、2回ありました。第一回目のオリエンテーションでは、YouTubeで自分の好きな人やモノについての動画を視聴して、その動画の面白さや魅力を人に伝える体験をしました。第二回目のオリエンテーションでは、ドキュメンタリーについて教えていただきました。そのあと、「ドキュメンタリーで知るSDGS」を各自視聴し、作品の大まかな内容や感想などを一人ずつ発表しました。

取材計画・準備
地域産業基礎の授業は、耶馬渓の仕事や魅力を発信することを目的としているため、耶馬渓で働いている人をテーマにドキュメンタリー動画を制作することにしました。炭火珈琲と発酵晩茶を作っている方です。耶馬溪産のものにこだわって生産を行っています。取材をする準備として、今出さんについてみんなで調べて、こちらの4つの役割に分かれました。監督は取材交渉や取材の事前準備、カメラ班はジンバルやドローンの使い方の練習、インタビュー班は質問事項の考案とジャンル分け、体験班は体験する時に気をつけるためのポイントの整理をしました。

取材・撮影
作業場やお茶畑に足を運びました。コーヒー豆の焙煎は一周45分で、多い時は四周、つまりおよそ3時間するそうです。発酵晩茶も作られていて、コーヒー作りとの両立は大変ではないですか?と質問をすると、コーヒー作りは冬で、お茶作りは夏なので、夏も冬もどちらもそれぞれの作業に集中する事ができて楽しいと笑顔でおっしゃっていました。ドローンの操作を耶馬溪町地域おこし協力隊OBの方に教わりました。ドローンで撮影をした映像はとても綺麗で、耶馬溪の良さが伝わってくるような映像でした。

ドキュメンタリーの構想づくり
ドキュメンタリーの構想づくりでは、まず、カメラ班が撮影した動画をみんなで視聴し、KJ法を用いて必要なシーンのアイデア出しをしました。似たようなシーンがあれば、一つのグループにまとめながら、構成を作りました。

動画編集と成果発表の準備
取材が終わったあと、ドキュメンタリーを制作する動画編集チームと、成果発表の準備をおこなうパワーポイント制作チームに分かれました。動画編集チームは、撮影した動画素材の厳選やカット作業を各自で行い、そのあとにチームみんなで動画の確認をして、ドキュメンタリー全体の構成を決めてから一本の動画にまとめました。動画を編集する際には、人柄が伝わるようにすることや、動画が長くなりすぎないように使う映像を厳選することなどを心がけました。

パワーポイント制作チームの作業
パワーポイント制作チームは、スライド制作のポイントを調べ、フォントやカラーを決めてからパワーポイントの制作をはじめました。特に意識したのは、三つのポイントです。
今後の課題
私たちは今回のプロジェクトを通して、仲間と協力して何かを作ること、自ら行動して作品を作り上げることから協調性と積極性を学びました。私たちは、ドキュメンタリー動画について、あまり知らない状態から作り始めました。最初は、8人全員戸惑っていましたが、制作に関わっていくうちに、段々とやりがいを感じられ、頑張ることができました。みんな、それぞれ壁にぶつかり、辛いことを乗り越えて頑張り、このスライドとドキュメンタリー動画を作り上げました。今後は、今回学んだ協調性、積極性をこれからの学校生活や将来の進路に活かしていきたいと思っています。

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